タクシー会社が運営主体となり一般のドライバーが運転する日本版ライドシェアでは、現在、大阪府内は大阪市とその周辺に限定したエリアで運行が認められている。このエリアについて国と大阪府などは大阪関西万博が開催される期間中は大阪府内全域に広げることをきょう都内で開いた会議で決めた。さらに金曜と土曜の夕方以降に限定していた運行時間も、すべての曜日で24時間可能になるという。一方、運行する台数の規模については来月にかけて試験運行を行ったうえで決めることにしている。万博期間中の日本版ライドシェアを巡っては、大阪府と大阪市がタクシーの不足に備えて運行制限の見直しを国に求めていた。