万博会場のBeyond 5G ready ショーケースでBeyond 5Gの世界観を疑似体験した。リモートムーンオペレーションは破損した月面基地を地球から遠隔操作したロボットで修復する体験で、遅延なくリモートワークで月の作業ができる未来を想定している。他にも無線通信が届かない海中にも光無線通信を可能としたりするなど様々な可能性を秘めている。一方災害の多い日本で期待されているのがHAPS(無人航空機)で、太陽光エネルギーで成層圏を飛行して電波障害のある被災エリアや山間部などの通信をカバーする成層圏基地局の役割を担う。HAPSは理論上数カ月間成層圏を飛行可能で、国内での実用に向けて現在実証実験が行われている。