大阪・関西万博は、閉幕まで残り24日。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、158の国と地域が参加して、4月に開幕した万博。一般入場者の数の累計は速報値できのう、2003万7000人余となり、2000万人を超えた。1日あたりの入場者数は、開幕直後は平均10万人程度だったが、先月後半は15万人前後、この1週間は約20万人となっていて、このペースが続くと、閉幕までに約2500万人が訪れることになる。想定の2820万人には届かないが、黒字の目安とされる2200万人は超える見通し。入場者の増加で会場は混雑し、パビリオンの予約も難しくなっている。今回の万博では、日時を決めての入場予約が必須となっているが、閉幕に向けた駆け込みで、予約枠はほぼ埋まりつつあり、予約サイトへのアクセスも混雑している。博覧会協会は、入場できなくても、チケットの払い戻しはしない方針で、予約サイトで状況を確認しながら、比較的空きのある平日の午後などの時間帯で早めに予約するよう呼びかけている。