スノーボードの北京五輪代表・三木つばきは、ワールドカップのパラレル大回転最終戦決勝に出場。武器である重心の低いターンで果敢な滑りを見せ、0秒43差で競り勝ち、優勝した。今季2勝目で、日本選手として初めての種目別優勝を果たした。パラレル回転でも種目別優勝を決めていて、日本勢初となるアルペン種目の総合優勝を決めた。三木つばきは、4歳でスノーボードを始め、当時日本人最年少の15歳でワールドカップに出場。海外遠征などのために年間1000万円以上かかることもあり、15歳ながら、地元企業が参加する活動報告会で自らを売り込んだ。支援してくれる企業が見つかり、目標としていた北京五輪にも出場した。今月下旬にスイスで行われる世界選手権のパラレル大回転で2連覇を目指す。パラレル大回転は、ワールドカップで12戦を戦い、2度の優勝を含む9度表彰台に上がっている。