アメリカのAppleのティム・クックCEOは9日、新製品発表イベントを開催し、数年ぶりとなる新たな設計のiPhoneを発表した。新たに発表した「iPhone AIR」は厚さ5.6ミリとiPhone史上最も薄いモデル。薄さを追求するため、背面カメラを一つに。これまで使われていたSIMカードではなくオンラインで端末の契約情報を書き換えるeSIMを採用した。薄型モデルを投入したねらいはなんなのか。iPhoneのマーケティング責任者であるカイアン・ドランス氏が、テレビ東京の単独インタビューに応じた。ドランス氏は「Airが加わることで優れた選択しをユーザーに提供できる」とコメント。一方、注目されていたAI機能については、AppleのイヤホンAirPodsを使うことで同時通訳が可能になった。年内には、日本語や中国語などに対応する予定だ。ただそれ以外に特に目立ったAI機能の発表はなかった。サプライズなしで終了した今回のイベントをうけ、Appleの株価は発表後に前日より一時およそ2%下落した。
ITジャーナリストの石川温氏は今回のAppleの発表について「AIの開発では負けているのでそこでは戦わない、デザインで戦うというメッセージではないか」と指摘した。Googleが先月発売した最新機種ではAIを前面に押し出し、Appleが今日発表した同時通訳の機能を既に搭載している。また、韓国のサムスンが手がけるGalaxyもGoogleの生成AI、Geminiを組み込んでおり、Appleが新モデルのAirでアピールする薄さでも先月発売されたた新機種はたたんだ状態の厚さが8.9ミリ。重さも215gとこれまでのモデルから大幅に薄くなり、軽量化に成功している。日本では12日から予約を開始し19日から発売を開始する予定で新機種となるAirの価格は日本では15万9800円から。同時に発表した「17」は最も安い機種で12万9800円に。円安の影響や容量の増加によって前のモデルより5000円値上げした一方、アメリカでは価格は据え置いている。iPhoneの新機種の発表は廉価版を除けば、第2次トランプ政権発足後、初めて。Appleは関税の影響を避けるためアメリカ向けの生産拠点を中国からインドにシフトするなど対応を進めていたが7月から9月期に関税関連で11億ドル、およそ1600億円の追加コストが発生すると見込んでいた。ラインアップを調整することでコストを吸収する戦略とみられている。
ITジャーナリストの石川温氏は今回のAppleの発表について「AIの開発では負けているのでそこでは戦わない、デザインで戦うというメッセージではないか」と指摘した。Googleが先月発売した最新機種ではAIを前面に押し出し、Appleが今日発表した同時通訳の機能を既に搭載している。また、韓国のサムスンが手がけるGalaxyもGoogleの生成AI、Geminiを組み込んでおり、Appleが新モデルのAirでアピールする薄さでも先月発売されたた新機種はたたんだ状態の厚さが8.9ミリ。重さも215gとこれまでのモデルから大幅に薄くなり、軽量化に成功している。日本では12日から予約を開始し19日から発売を開始する予定で新機種となるAirの価格は日本では15万9800円から。同時に発表した「17」は最も安い機種で12万9800円に。円安の影響や容量の増加によって前のモデルより5000円値上げした一方、アメリカでは価格は据え置いている。iPhoneの新機種の発表は廉価版を除けば、第2次トランプ政権発足後、初めて。Appleは関税の影響を避けるためアメリカ向けの生産拠点を中国からインドにシフトするなど対応を進めていたが7月から9月期に関税関連で11億ドル、およそ1600億円の追加コストが発生すると見込んでいた。ラインアップを調整することでコストを吸収する戦略とみられている。
