晴れた日の昼時、アチラコチラに昼寝をする人の姿が。ただ、街の人が抱えていた悩みが「睡眠時間を十分に確保できていない」ということ。世界33カ国を対象にした調査によると、世界的な平均睡眠時間は8時間28分だが、日本人な最も未時間7時間22分だった。先月、厚生労働省が発表した睡眠ガイドによると、確保すべき睡眠時間は成人の場合6時間以上、中・高校生は8~10時間、小学生は9~12時間とされている。睡眠時間を確保するため熊本県の高校では、午後の授業で睡魔に襲われる生徒が続出したことから、昼寝の時間「ウトウトタイム」を始めたという。お昼寝できる学校ができる一方、睡眠を重視する会社も。パソコンに向かって仕事をしているが、向かった先はオフィスの奥にあるベッドのある部屋。そしてスヤスヤ寝始めた。寝具のレンタルサービスを先週から導入し、好きな時間に休憩できるようにしたという。都内のクリニックには「眠りにくさ」を訴え訪れた患者の姿が。コロナが落ち着き会社に出勤する日が増加したことで寝不足を訴える患者が増えているという。クリニックがオススメする寝付きが良くなる方法が「寝る前になるべくリラックスする。心拍数が上がるような心配事や激しい運動は避ける」とのこと。さらに寝る前にスマホなどで見てしまいがちな動画も「画面が光らないように工夫し、音だけでも内容が面白いものがあったりするので」とのこと。