石黒英之さんがスタジオで解説。日経平均予想レンジは3万8150円から3万8550円。昨晩ヨーロッパ市場でドイツDAX指数が史上最高値を更新。リスクオン的な動きがポジティブにとらえられる。一方でアームが今期売上高慎重見通しを示し、日本の半導体関連株の重しになる。指数の上値は重い展開になるのではと話す。注目ポイントは世界的な株価の戻りをどう見るか?。世界の株式市場は落ち着きを見せ始めている。株価調整のきっかけとなった中東情勢緊迫か、米国ハイテク企業の先行き業績、米国のインフレ再燃と金融政策の行方の過度な懸念が和らいだことが背景にある。短期的な物にとどまる可能性。世界的株価上昇は資産効果を通じて経済を想定以上言押し上げることにつながり、インフレ鈍化の進展を妨げる要因になるから。投資家は基本慎重姿勢。世界の株式市場は当面レンジ内での動きが想定される。株価の戻りを無理に買うのではなく、下がったら買う押し目買いスタンスを徹底することが重要などと解説をした。