二輪事業にとって中国市場の重要性は変化しているのか。上海から中継。世界最大のインドに次ぐ巨大な市場は中国で、趣味性の高いモデルの需要の伸びは海外勢にとっても新たな顧客を取り込む機会になり得る。中国では去年、国内の中型・大型車販売は5年前の3倍近くに増える一方、輸入車販売は半分未満に減っている。海外勢もBMWなどが現地の生産体制を強化してきたが、ホンダはさらに踏み込んで中国側に商品企画や開発を主導させ、世界向けのモデルを生み出そうとしている。中国のオートバイの輸出は去年に比べ20%余り増え、単価の高い250cc超の二輪車は53.3万台で48.5%のプラスだった。中国のCFMOTOは100以上の国・地域での販売実績があり、ZXMOTOも6月に欧州向け輸出を開始。ホンダは世界の二輪車販売の4割を占めているが、長期的には5割を目指している。中国勢との競争は電動二輪分野でも激化している。ホンダの中国事業には苦戦する四輪事業もある。中国側に開発を任せてグローバル戦略にも生かしていく中で得る経験は二輪だけにとどまらない意味を持ちそうだ。
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