パリ五輪を沸かせた新競技「ブレイキン」。女子では日本のAmiが金メダルを獲得。男子はShigekixが出場し、3位決定戦で惜しくもメダルを逃したが、競技の魅力を世界中に伝える大会となった。きのう、東京・代々木第二体育館でShigekixがアンバサダーを務めるイベント「BREAKIN’SUMMIT」が開かれた。そこで、すぽると!は、この大会に出場した子どもたちにShigekixに聞きたい質問を募集。「五輪でも常に笑顔だったが、緊張しないの?」という質問には、「僕が笑顔でいないとお客さんを笑顔にできないし、ジャッジの人にも笑顔でやってるほうがエネルギッシュに見える」と回答。「戦いづらかったライバルはいた?」という質問には、「準決勝で戦った金メダリストのPHIL WIZARD。仲良くて手の内を知っているので。」と回答。さらに、今回の五輪でのベストダンスは準々決勝でのパフォーマンスだと答えた。また、3位決定戦で敗れたあと、涙を見せたステージ裏での心境を聞かれ、「本当に悔しかった。舞台を去るまでShigekixで居続けたかったけど、裏に入ってこみ上げてくる気持ちがあった」と答えた。さらに、その後のインタビューでは、「このブレイキンと出会ったことで、僕の人生が良い方向に生まれ変わったような感覚があるので、その稲妻を一人でも多くの人に、特に次世代の子たちはこういった姿を見せて、何かを始めるきっかけであったりとか、自分がやってるスポーツだったり、夢中になっているものに全力で挑みたいというモチベーションを与えられたら僕が頑張る意味がある」などと語った。