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「BYD」 のテレビ露出情報

100年に一度の変革期といわれる自動車業界。会見に臨んだのは、ホンダ、日産自動車、三菱自動車工業3社のトップ。ホンダと日産自動車が経営統合に向けた本格的な協議をするために、基本合意書を締結したと発表。ホンダ・三部敏宏社長は「現在の両社の協議の枠組みではなしえない、真の競争力強化を実現できるのではないか」とし、日産自動車・内田誠社長は「将来を見据えた重要な一歩を踏み出す決断をした」と述べた。両社は、持ち株会社を設立したうえで、それぞれの会社を傘下に収める形で統合することにしている。来年6月に最終合意し、再来年の8月に、持ち株会社を上場する計画で、実現すれば世界3位のグループが誕生することになる。両社はそれぞれのブランドを残しながら、経営統合によって効率化を進めるとともに、先進技術の開発でも連携を深めて、競争力を高めるねらいがある。持ち株会社の経営トップの社長は、ホンダが指名する取締役の中から選ぶことにしている。日産が筆頭株主となっている三菱自動車工業も、協議への参加を検討すると発表。来年1月末をメドに判断するとしている。三菱自動車工業・加藤隆雄社長は「協業は将来の競争力の源泉となる極めて重要なものと考える」と述べた。1948年、創業者・本田宗一郎が設立したホンダ。当初手がけていたのは二輪車。その後、軽四輪トラックの開発をきっかけに四輪メーカーとしてスタート。米国など世界各地の市場に進出して、販売を大きく伸ばし、去年の世界全体での販売台数は世界7位。経営面では独立路線を貫き、これまでほかの自動車メーカーと資本関係を築くことはなかった。ホンダと経営統合に向けた協議に入った日産自動車。去年の世界全体での販売台数は、ホンダに次いで世界8位。設立は1933年。時代を象徴する車を生産し、長年、国内2位の大手として存在感を示してきたが、バブル経済崩壊後の販売不振などから深刻な経営危機に陥り、1999年、フランス・ルノーから出資を受け入れる。ルノーの副社長だったカルロス・ゴーンが経営トップに就任し、徹底的な合理化でV字回復を果たした。ところが、ゴーンが東京地検特捜部に逮捕され、経営トップの座から解任されたあとは、拡大路線もマイナスに働いて業績が悪化。いったん業績は回復したものの、ことしの中間決算は米国の販売不振が響いて90%を超える大幅な減益に陥り、経営の立て直しが差し迫った課題となっていた。こうした中、日産自動車・カルロス・ゴーン元会長がきょう、逃亡先のレバノンでオンラインの会見を行った。約20年にわたって経営を率いてきた日産自動車とホンダの今回のニュースについて、ゴーン元会長は「ホンダと日産には補完性がない。2社とも日本の企業で、同じ分野に強く、同じ分野に弱い」と語った。
今回のホンダと日産による経営統合話。背景にあるのは、自動車業界の競争構図が大きく変化していることに対する両社の強い危機感。ホンダ・三部敏宏社長は「中国勢の台頭、新興勢力含め、自動車(業界)の構図が変わりつつある」とし、日産自動車・内田誠社長は「販売台数、シェアを伸ばすことを目的にしては、100年に一度と言われる変革期に勝ち残っていけない」と語った。日本の自動車メーカーを取り巻く環境は、厳しさを増している。競争が激化しているEV(電気自動車)や自動運転の分野では、米国・テスラや中国・BYDなどの新興メーカーが存在感を高めている。さらに今後、競争の鍵を握るとされている車のソフトウエアの分野でも、米国や中国の新興メーカーが先行。こうした中、ホンダと日産は、ことし3月に包括的な協業に向けた検討を始め、8月にはソフトウエア開発やEV部品の共通化などを進めることで合意していた。内田社長は「スケールメリットはこれまで以上に大きな武器になる」とし、三部社長は「今一度世界をリードしたい」と述べた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月24日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
経営統合に向けて本格的な協議に入ると発表したホンダと日産自動車はきのう基本合意書を締結した。両社は持ち株会社を設立した上で、それぞれの会社を傘下に収める形で経営統合を目指すとしていて、社長はホンダが指名する取締役から選ぶなどホンダが主導する形で進められる見通し。両社はそれぞれのブランドを残しつつ、車両のプラットフォームの共通化によるコスト削減や市場のニーズに[…続きを読む]

2024年12月24日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニング(ニュース)
3社が経営統合した場合、販売台数で世界第3位の自動車メーカーグループとなる。しかし、EVに限るとアメリカのテスラと中国のBYDが1・2位で日本勢はトップ5に入っておらず遅れをとっている状況。そこで巨額の投資が必要なEVや自動運転などで海外勢に対して競争力を高めたい狙いがあるという。経営統合に懐疑的なのが日産の会長を務めたカルロス・ゴーン被告。2019年に保釈[…続きを読む]

2024年12月23日放送 23:00 - 23:56 TBS
news23(ニュース)
ホンダと日産が経営統合に向けて協議。取材にあたった星によると、日産と鴻海との提携については政府内からも経済安保の観点から懸念の声が聞かれていた。関係者からは「相乗効果か弱者連合かの瀬戸際」との声も。番組が行なったアンケートでは、「経営統合はうまくいく」という意見が半数ほど。統合が実現すれば世界3位の自動車メーカーになるが、EV販売台数ではトップ10以下。

2024年12月23日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(ニュース)
ホンダと日産自動車は経営統合に向けて協議を開始することを正式に発表した。さらに、この協議に三菱自動車も合流することを検討しているという。統合が実現すれば、販売台数でトヨタ自動車、ドイツのフォルクスワーゲンに次ぐ世界3位の巨大自動車グループが誕生することになる。統合で得られる効果として三部社長が挙げたのが車両の共通化によるスケールメリットや競争力の強化。なかで[…続きを読む]

2024年12月23日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
世界の自動車販売台数7位・ホンダと8位・日産自動車。今回の経営統合が実現すれば、7位と8位だったのが、世界3位の巨大な自動車グループが誕生する。経済部自動車担当・鈴木啓太キャップがスタジオで解説「キーワードは変革。両社の社長からは変革する勇気、大胆な踏み込んだ変革といったことばが聞かれた。発言の背景にあるのが、自動車産業の競争のステージが大きく変わり、1社単[…続きを読む]

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