先週まで開かれていた上海国際モーターショー、国内外のブランドが163の新モデルを披露した。8つの新モデルを発表したのは中国のBYD。超高速充電や、ドローン搭載EVなど先端技術を展示した。大きな話題となったのは「仰望 U7」、プラグインハイブリッド車だが、水平対向エンジンを発電機に活用している。BYDは2026年後半に軽自動車市場に参入するとしている。日本への進出を表明しているのはジーカー。ハイテクと豪華をコンセプトに吉利汽車が2021年に設立した。年間販売台数は約22万台だが、世界40カ国以上に進出している。ジーカーXの中国での価格は約290~390万円。ジーカー009は香港でミニバン販売1位となった。ギガキャストという最新技術を採用している。従来の構造は80以上の鉄の部品をつなげていたが、ギガキャストではアルミを特殊技術で一体成形する。ギガキャストの工場に潜入する。ジーカーのギガキャストはアルミを7200トンで成型する。既存の方法だと約1カ月間かかるがギガキャストだと2時間ほど。シャオミもギガキャストを実用化している。溶接や物流も自動化していて、高性能と高い価格競争力を目指している。