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「CORE KYOTO」 のテレビ露出情報

NHKに残された映像で、日本の風物詩を振り返る。テーマは節分。節分の起源は平安時代。京都の吉田神社では平安時代から受け継がれてきた節分の儀式が残っている。
平安時代の節分は豆をまいていない。絵巻にも残っている。「公事十二ヶ月絵巻」という江戸時代に描かれたものに弓矢が出ている。追われてるのは鬼ではなく方相という赤い仮面をかぶっていた人。鬼は絵巻の外に。いつから豆をまくようになったのか、全国各地を渡り歩いて調査している玉川大学芸術学部講師・山崎敬子に聞いた。室町時代の僧侶の日記には豆の文字がある。鬼は必ずしも悪者として扱われていない地域もある。奈良にある金峯山寺では節分で追い出された鬼を全国から迎え入れている。埼玉県の鬼鎮神社では鬼は神主と一緒に堂々と登場する。人気で人が集まりすぎて今年は一般公開中止になった。大分の国東半島にある成仏寺では鬼を追い払うどころか仏の存在になっている。
節分の料理は恵方巻きだけじゃない。立春を迎えるこの時期、各地で食べられている郷土料理がいろいろある。「いわしの焼嗅がし」は鬼がいわしを焼くにおいを嫌うとされていて、その頭を焼くにおいで鬼を追い払う。栃木県の「しもつかれ」は悪いものを払うとされるさけの頭節分でまいた残りの豆大根などを酒かすと塩で味付けした郷土料理。山口県長門市でふるまわれているのは鯨汁。江戸の終わりころから食べられていた。大きな生き物を食べることでその生命力を体内に取り込もうとしたと考えられている。そして、いまや全国で食べられている恵方巻き。2005年のニュースでは大阪発祥といわれている恵方巻きが全国に広がったことに注目していた。その年の縁起がよい方向恵方を向いて太巻きずしを食べると願いがかなうということで、もともと大阪のすし店で出していたそう。1970年代に入るとのりの販売組合が商売になると目をつけて恵方巻きを広めようとした。その後、コンビニ各社が発売したところ大好評。2000年代には恵方巻きは全国に広がった。専門家によると節分の時期は季節の変わり目、邪気や災いが入り込みやすいという考え方があるということで昔からそれぞれの地域でとれる勢力がつくものを料理に取り入れ元気に春を迎えるということがあるという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年2月19日放送 9:00 - 11:54 NHK総合
国会中継京都 極上モノ紀行
養蚕業の繭玉、建築資材や工芸品に使われる竹を使った工芸品を紹介。黒地に虹色が映え、見る角度によって様々な色に輝く装飾技法が「螺鈿」で、元々は中国からもたらされた。貝の真珠層を削り、木の素材にあしらったもので、茶道具や仏具などに用いられてきた。ただ、需要は先細る一方で、職人歴40年の野村守氏を父に持つのむらまりさんは螺鈿のアクセサリーを製作。幾何学模様のネック[…続きを読む]

2025年1月28日放送 17:30 - 17:55 NHK総合
京都極上モノ紀行(京都極上モノ紀行)
米粉や砂糖、水飴などを固めて作り、水気が殆どない干菓子は薄茶の席などで供される。京都出身のグラフィックデザイナー、木本勝也氏は消費者と直接関わり合いたかったと、干菓子のデザインをアレンジ。パズルのような扇形の落雁は季節に応じ、様々な形をつくって楽しんで貰いたいという。SNSではフォトコンテストを行い、落雁を組み合わせた写真を募集した。夏季には色とりどりの魚型[…続きを読む]

2025年1月19日放送 22:50 - 23:00 NHK総合
はじまりは古都にあり 京都極上カルチャー図鑑(はじまりは古都にあり 京都極上カルチャー図鑑)
京都大学の目の前には昭和5年創業の喫茶店があり、戦争や学生運動を切り抜けてきた。かわって、昭和9年創業の喫茶店の店内はイタリアの客船を模していて、多くの文化人が芸術や哲学を熱く議論したという。また、レコードやオーディオが高価な時代、店内で聴きながらコーヒーなどを楽しめる喫茶店も営業を続けている。

2024年11月16日放送 4:00 - 4:05 NHK総合
ハロー!NHKワールドJAPAN(ハロー!NHKワールドJAPAN)
今回とりあげるのは「Core Kyoto Special:Behind the Scenes of gion Matsuri」。番組で訪れたのは京都市内の体育館。山鉾巡行を支援するボランティアの中には外国人の姿があった。ボランティアとして20年以上、山鉾を曳いてきたシャヒード・ルパニさんが率いる17人お外国人は曳き手として山鉾巡行に参加することになった。番組[…続きを読む]

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