ニューヨーク株式市場で、ハイテク関連銘柄が多いナスダックの株価指数が大幅な下落となった。先週末と比べて3%を超える612ポイント下落した。これは、中国のスタートアップ企業「ディープシーク」が低コストの生成AIを開発したことを受けて、米国の大手IT企業の優位性が失われるという懸念が広がったため。一方、ダウ平均株価は値上がりしている。ディープシークは、米国のアプリのダウンロードの数で一時トップに立った。米国のIT企業は何兆円単位の多額の投資をして開発しているが、安いコストでも同等の実力があるとなれば米国にとって脅威となる。