現在全国47都道府県で4Kデジタルリマスターの拡大上映がスタートしている「もののけ姫」。1997年10月に配給収入で「E.T.」を抜いて日本新記録を樹立した。しかし、その2ヶ月後、1997年12月「タイタニック」が興行収入260億円を記録した。そんななか製作されたのは、2001年公開の「千と千尋の神隠し」だった。宮崎駿監督の10歳の娘を喜ばせたいと、はじめて10歳前後の少女に向けた作品が製作された。公開初日には映画館の外まで行列ができた。公開から4ヶ月の、2001年11月10日に興行収入が262億円を記録し、日本新記録が樹立された。さらに、日本のアニメーション映画として、はじめてアカデミー賞の長編アニメーション映画部門賞を受賞した。
