米国7月のPCE(個人消費支出物価指数)が発表され、大きな波乱はなかった。智剣Oskarグループ・大川智宏さんがスタジオで解説「前年比2.5%の上昇で前月と変わらず。エコノミスト予想ともほぼ一致。市場予想通りの結果だった。評価としては、緩やかなインフレ鈍化が続いていて、9月以降の継続的な利上げ実施を支持したところ。内訳は個人消費支出が0.5%増加。6月の0.3%増から加速。米国の小売売上高、GDP(国内総生産)の消費関連データは堅調な数字が続いている。景気が減速しても株高による資産効果、配当収入の増加で消費は強いまま維持される可能性が高いのでは」、利下げペースはどうなる?「Fedウォッチで予想されている利下げが実現できるのか大きな疑問が残る。年内はせいぜい0.75ぐらいの印象を持っている」と述べた。