昨日、バスケットボール男子日本代表の渡邊雄太選手が八村塁選手の日本代表への一連の発言について取材に応じた。事の発端は今月14日、八村選手の日本代表のあり方について「男子のことをわかっているそういう人がコーチになってほしかった」などと話したことだった。この発言を機に様々な議論が沸き起こっていた。渡邊雄太選手は、2人の関係性が変化したというきっかけについて、「W杯終わったあとの記者会見でトムHCが発した発言について、変な切り取られ方をした記事がでてしまって。それを塁が目にしてそれに対して塁がすごく怒った。」とのこと。去年のW杯で、48年ぶりとなる自力での五輪出場を獲得した日本代表。パリ五輪出場権獲得報告会についての報道が、トム・ホーバスHCの真意と異なっていたと渡邊選手は言う。渡邊雄太選手「W杯が終わった直後に塁が五輪に必要かとい事を聞かれて、トムが“自信があります”というのは沖縄W杯を戦ってくれた僕達に対するリスペクトの表れで、あの場面でもしトムが“五輪は塁がいないと勝てない”と発言をしたら、流石に僕達もその発言はおかしいとなっていた可能性はある。仮に塁が来ない状態でもしっかり勝つチームを作りますという発言をしてくれたのが実態。」だと話した。さらに、トム・ホーバスHCと八村選手のコミュニケーションについても「基本的にワッサーマン(代理人)が塁との連絡を完全に遮断していた。トムHCから連絡する手段は無く、関係性が修復出来ずにという状態が実際続いていたのは事実。悪者は1人もいませんよという事を、まず皆さんにお伝えしておきたかった。」と背景を明かした。