来年のパリ五輪への2枚の切符をかけ、負けられない1戦。バレーボール男子日本は、チュニジアと対戦した。第1セット、まずは今大会初スタメン身長202cmの高橋健太郎選手が華麗にブロック。それに続くように、関田誠大選手がワンハンドでつないだボールを、高橋藍選手がスパイクで決めるなど、相手を圧倒。第1セットを先取。続く第2セットは、キャプテン石川祐希選手が強烈なスパイクを相手コートに叩き込むと、ここでも高橋藍選手が大活躍。ブロックの上からスパイクを決め、2セットを連取した。そして、過去2試合で鬼門となった第3セット。ここでみせたのは、左の大砲・西田有志選手。相手レシーブを吹き飛ばすサービスエース。その後も危なげない試合運びで、過去2戦落としていた魔の第3セットを制し、今大会初のストレート勝ちをおさめた。今夜は、今大会番狂わせを起こしているトルコと対戦する。