カズレーザーは現在コロナ禍があけてライブ・イベント市場が6800億円と過去最高額を更新したがそのイベントにはオードリーのオールナイトニッポンのイベントも。しかしこうした大成功のイベントがある一方で大失敗に終わった史上最悪の地獄フェスがある。それは2017年に音楽に開催された音楽フェスのファイア・フェスティバルは、バハマで開催した。人気ミュージシャンが大集合し、世界中のセレブが観客として集まり7日間南国の離島で夜通し行う大型パーティーフェスだという。しかし実際に行われると6000人のパリピが離島に閉じ込められ、100億円の集団訴訟、主催者が逮捕される事態になってしまった。ファイア・フェスの主催者は若手のイケイケIT社長のビリー・マクファーランドと芸能界にコネのあるベテランラッパーのジャ・ルールだった。ビリー・マクファーランドは当時マグニシスというセレブ向けのクレジットカードの会社を起業し、次世代のマーク・ザッカーバーグと絶賛されていた。ジャ・ルールとはパーティーで知り合ったビジネスパートナーだった。
二人はパーティーで知り合い、ビリー・マクファーランドは世界の芸能人をブッキングできるアプリのFYREを作ったがジャ・ルールのコネを使ってアプリ上で芸能人に出演オファーができるという。FYREをPRするためにファイア・フェスティバルをしようと持ち上がったという。カズレーザーはこのしくじりポイントにそもそもイベント制作をしたことがないという点としたが、ビリーはそのなかで普通のフェスではない今まで誰もやったことのない伝説を作りたいと思い立った。また無人島でのフェスを思いついたビリーは6000人のパーティーで夜を明かす夢のフェス。またビリーとジャ・ルールが旅行先でたまたま見つけた島のノーマンズ・ケイで開催することになった。その出演するアーティストにはブリンク 182やカニエ・ウェストなど。一流シェフによる豪華な食事や最高にリラックスできるゴージャスな宿泊場所。またチケットもランクを付けて販売し最高額は2800万円に。スタンダードは6万円からだが最高クラスになるとシェフやヨットがついてくるという。さらにビリーはトップモデルのインフルエンサーを使用しPRをうちまくることを提案。トップモデルたちが水着ではしゃいでいる様子を投稿。また400人の芸能人にオレンジのイメージ写真を一斉に投稿させる宣伝を行った。こうした宣伝の結果チケットは即完売したという。