パリ五輪・パラリンピックのメダルが公開され、製造に6年がかかり長らく詳細は秘密とされてきた中での公開となった。メダルは700tという圧力をかけるのだといい、1つのメダルを作るのに約2週間をかけるのだという。直径85ミリ・厚さ9.2ミリ、重さは金メダルであれば529gとなっている。金メダルは金の価格の高騰から銀に金メッキを施したものとなっている。その一方でラグジュアリーさを表現するためにジュエリーデザイナーが手掛けるとともに、六角形に形成した18gエッフェル塔の柱が埋め込まれている。メダルを巡ってはソチオリンピックは隕石のかけらが、東京オリンピックのメダルは電気製品をリサイクルして作られている。メダルの裏面には勝利の女神とパルテノン神殿が描かれている。フランスのアスリートには金メダルの報奨金は8万ユーロが送られるという。また、ベルリンオリンピックで4冠を達成したアメリカ・オーエンス選手の金メダルは83年後にオークションにかけられ100万ユーロで落札されている。