ワシントンで23日からG20財務相・中央銀行総裁会議が始まる。1999年にスタートしリーマンショックを契機に重要になった。世界経済の課題を主要国・新興国が議論する場となっている。トランプ政権の関税政策と世界経済への影響について議論するとみられる。日本からは加藤財務相と植田総裁が出席する方向で調整している。植田総裁はトランプ政権の関税政策などで不確実性が高まっているという認識を繰り返している。加藤財務相はベッセント財務長官との会談を調整している。関税に加え為替の分野でも協議がされるか注目されている。ドル高円安是正を求めてくるのではと市場は警戒している。