1日、アメリカの音楽の祭典「グラミー賞」が発表され、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の作品が受賞した。選ばれたのは「最優秀オーディオブック ナレーション ストーリーテリング・レコーディング賞」で、「メディテーションズ(瞑想)」という作品。心の平穏を保つ方法や慈悲の心をダライ・ラマ14世本人が英語で語っている内容で、グラミー賞の公式サイトは「最も予想外で感動的な瞬間」と伝えている。主催者は受賞理由について「チベットの精神的指導者による深い知恵と穏やかな語り口が審査員を魅了した」としている。ダライ・ラマ14世は非暴力によるチベット問題の解決を呼びかけていて、1989年にノーベル平和賞を受賞している。中国政府は「芸術賞を半中国の政治操作の道具として利用することに反対する」と反発している。
