新たに運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」。広い範囲で過去に例のない危険な暑さとなり健康に重大な被害が生じる恐れがある場合、前日に警戒情報を発表する。テレビでは黒く表示される。黒は水害では堤防が決壊し水害が発生している時、土砂災害が起きている時などに表示される。暑さ指数は気温、湿度、日差し、風などから計算し、湿度が判断基準の7割を占める。埼玉県内では暑さ指数を観測する8箇所の地点のうち、1つでも33以上になったら県全体に警戒アラートが出ていた。特別警戒アラートでは8箇所全部の地点で35以上になった場合、前日に県全体に発表される。今までこういう状況に該当するような暑さになったことはない。熱中症警戒アラートは注意を促すもので、特別警戒アラートは自治体にクーリングシェルターを設けるよう求められ、会社やイベント主催者、学校の校長などに状況を見て中止やリモートワーク、休校などを判断するよう求められる。東海道・山陽新幹線ののぞみでは、今日から来月6日まで全席指定席となる。