G7の気候・エネルギー・環境相会合がイタリア・トリノで行われ、日本からは斎藤経済産業大臣・伊藤環境大臣が出席。昨年開かれたCOP28では気候変動対策の進捗を評価する「グローバル・ストックテイク」を初めて行なったが、今回の主要テーマは温室効果ガスの削減対策の強化になると見られる。再生可能エネルギーに関して2030年までに発電容量を3倍に引き上げる目標で合意しているが、G7としてどのように貢献できるか、議論が進められると考えられる。また日本としては石炭火力発電の削減に関して、欧州などと意見に隔たりがあり、輩出削減策を講じ、活用を目指す日本の立場を主張、各国の理解を得たい考え。