一昨日行われたNHK杯の男子フリーでショートプログラムを2位で望んだ宇野選手は最初の4回転ループを着氷し、続く4回転フリップも着氷と次々と難易度の高いジャンプを決めていた。この演技で挑んだ3種類4本の4回転ジャンプは回転不足と判定され1.84点の差で優勝を逃したという。宇野選手は「鍵山優真みたいに綺麗に飛ばなければ回転不足が毎回取られるなら今から改善する事はこのジャンプ以上は難しいから競技から退くのもある」「点数とか採点とかは本当に人それぞれだから人がつけるものに文句を言いたくない」などと話している。今大会の採点についてプロフィギュアスケーターの村上佳菜子さんは「ちょっと前からルールが変わりダウングレード・アンダーローテーション・qマークの3つになった」「qマークが出来た事によって今までOKだったものが回転不足に捉えられている」「レベルとかを判定する人がいるが、その人達によってちょっとは違ったりする部分もある」などと話している。優勝したのは鍵山優真選手で冒頭の4回転サルコウで高い出来栄え点を獲得しグランプリファイナルの進出を決めたという。