東京・新宿で開催されている「Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵 ~ゴッホと北斎、モネと広重~」は、屋内空間の壁面と床面全てを埋め尽くす没入映像と、特別な音響体験を楽しむことができる期間限定の施設。3年目となる今年のテーマは、印象派と浮世絵。印象派、ポスト印象派であるモネやゴッホらの作品と西洋絵画に影響を与えた葛飾北斎、歌川広重らの浮世絵がシンクロした世界を先端技術で表現している。さらに今回、アートから音楽へと領域を広げ人気アーティスト「YOASOBI」とコラボレーション。YOASOBIの楽曲「海のまにまに」を主題に、原作小説から楽曲が誕生していくまでを4つの部屋を巡り没入体験するというもの。楽曲の原作となる辻村深月さんによる小説「ユーレイ」の印象的な文章を切り取った、まだ音のない「字」をテーマにした部屋。小説の世界観からコンポーザーのAyaseさんがどのように歌詞、メロディーを生み出したのか、生まれたばかりの「音」に耳を澄ませる部屋。こうした貴重な制作過程の音源の公開を含めボーカルのikuraさんがどのように歌にしているのかなど、アーティストが作品に命を吹き込む様子を追体験できる新感覚エンターテインメント。