過熱する米の価格高騰に歯止めをかけるため、政府が放出を決めた備蓄米。今日、福井県では去年収穫された備蓄米の入札が始まった。対象となった品種は、青森県産「まっしぐら」や宮城県産「ひとめぼれ」など。最も高値を示した業者から順番に落札される。福井のJAは政府の放出の方針に反対していた。JA福井県五連・宮田幸一会長のコメント「我々農業団体としては、(備蓄米放出に)反対していきたい」(1月)。理由は米の価格の下落によって生産者の意欲が削がれるというもの。しかし一転して1050トンの備蓄米を受け入れることになった。JA福井県五連・宮田幸一会長のコメント「先月(1月)「備蓄米放出反対」と申し上げました。全国からいろんな反響がございまして、生産者からは「よく言った」と、消費者からはボロカスに言われた」。今日の国会では、論戦の中で農水大臣が思わず本音を漏らした。江藤拓農水相のコメント「胃が痛い思いをしている」。