きょうのポイント、テーマは関税。吉崎さんは「トランプさんの発言に一喜一憂する時期がしばらく続くと思う。周りの反応も変わると思う。トランプさんは間違いは認めないが過去に倒産して這い上がってきた人、何かあるんだと思う。上手な変更があると思う」などと述べた。棚瀬さんは「為替への影響の観点からは関税がネガティブかポジティブなのかがキー。マーケット目線も定まっていないようで当初はドル全面安だったがリスクオフでドル買い。JPモルガンでは中長期的には関税はネガティブな要因だと思っていて、要因としては2つ、1つはインフレ。2つめは欧州投資家が米株のロングポジションを相当持っていると思うのでこれの巻き戻しが加速するとドル売り、欧州通貨買いとなってドルの弱さにつながっていく展開を予想している」などと述べた。糸島さんは「週末がアメリカのSQ、関税がどうなるかというところでもう一回、2万9000円ぐらいがあるかもしれない。本当のクライマックスはまだPBR1倍までこないといけない。2万7000円程度があるかもと考えると買いにくい。たくさんポジションを持っている人は上がったところはコントロールして株のウェイトは下げるべき」などと述べた。