性的マイノリティーの人たちが、より自分らしく、前向きに生きられる社会の実現をめざす「東京レインボープライド」。今年は「変わるまで、あきらめない」をテーマとして、東京の代々木公園にさまざまな団体や企業などが出展し、多様性への理解を訴えた。午後には、LGBTQをはじめとする性的マイノリティーの当事者や支援者らが、渋谷や原宿周辺でパレードを行った。日本で初めてこうしたパレードが行われてから30周年。きのうのパレード参加者は約1万5000人で、当時の10倍以上になるなど社会は変化しているが、参加者は「同性婚が認められないなど課題も多い」と訴えている。