和田は中里エリアへ。日本三大峡谷の一つの清津峡がある。そのトンネルが大自然をアートに変貌させた大人気スポット見えない泡。しましま模様は近くを流れる川と風の動きを表現している。オブジェの中にはトイレがあり、壁がマジックミラーになっていて中から雄大な景色が楽しめる。このトンネルそのものが巨大な作品で、マ・ヤンソン&MAD アーキテクツのTunnel of lightもありマ・ヤンソンは斬新な作品を世界に発表する気鋭の建築家。かつて観光用に作られた全長750mの清津峡渓谷のトンネル内に奥に進むにつれていろいろなアーティストに出会える仕掛けを考えた。幻想的な照明の作品は色の表出。トンネルを異なる色の光で照らし音楽とあわせ未知の世界へと誘う。さらに、奥に進むとまるでエイリアンの宇宙船の内部のようなミステリアスな雰囲気に。Tunnel of lightのさ代の見せ場はトンネルからぽっかり除いた清津峡の絶景は楽しめ、鏡のような床は、湧き水を張ったもの。何一つない表面に峻厳な岩がうつりこみもう一つの世界のよう。トンネルの壁に張り巡らされたステンレスは反射率を利用して幻想的に木々を映し出す。ここは大地の芸術祭で一番の映えスポット。作者のマ・ヤンソンはこの作品の狙いについては実際に訪れると写真よりも美しくもっと違う体験ができこの場所の光や雰囲気などを感じてほしいという。トンネルの中から外の世界で起きる変化を目撃することで中と外の境が曖昧になっていくさまを発見してほしいと語った。