きょうの株価の見通しは朝日ライフアセットマネジメントの武重佳宏さん。武重さんのきょうの予想レンジは65000円~66000円。注目ポイントは日本のバリュー株対グロース株。バリュー株は利益や純資産に対して株価が割安な銘柄でPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)が代表的な指標。一方グロース株は利益や売上高などの成長性の高い銘柄でEPS(1株利益)成長率や売上高成長率が代表的な指数。MSCIのバリュー指数とグロース指数のリターンを比較したものによると、日本では2021年から2025年までの5年間はバリューがグロースに対して5連勝となっていた。その後2026年1月以降は一進一退の展開となっている。今後のバリュー株とグロース株の優劣を決める要因として、金利上昇と将来の成長期待がある。バリュー株は足元の利益などの割安で評価される一方、グロース株は将来の成長期待で評価されるため、金利が上昇すると、将来の利益やキャッシュフローに対する割引率が上昇して評価が抑制される。一方AI・半導体銘柄などの成長期待が高まれば評価は上昇する。バリュー株は銀行株や総合商社が多く、グロース株はAI・半導体銘柄が多く含まれている。バリュー株が今後優勢となりそうだが、AI・半導体関連の成長期待が再び高まれば、6年ぶりにグロース株がバリュー株を上回る可能性も十分ある。
