在宅医療を希望する高齢者が増えていく中、この体制をどう維持するかが課題となっている。一方、夫と2人で暮らす佐々木悦子さんは手術は既にできず進行を遅らせるための抗がん剤治療を勧められたが自宅で痛みを緩和する治療を選んだ。週に2回医師と看護師が佐々木さんのもとを訪れ体調や暮らしの様子を詳しく聞き取っている。がんの痛みを抑える薬は眠気が強く出る。希望をかなえようと医師は細かく薬を調整している。手厚い在宅医療のサポートにより家族との旅行も実現できた。こうしたやり方は柏モデルというふうに呼ばれ、全国でこれを模範として取り入れてる自治体もあるという。
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