白血病を患った高校生が懸命に生きる姿を紹介。小山田優生さんは高校生にして白血病を患い抗がん剤治療で髪が抜け吐き気や痛みに耐えながらも、SNSで日常を発信すると4万人を超えるフォロワーがいる。メークやファッションが楽しみだといい、ヘアメークアーティストを目指してファッションを学べる高校に入学した直後に入院することとなった。福島啓太郎医師は白血病細胞が消えないようになってしまったことで本人と家族と話し合う必要があり、生存率が8割となっているものの余命2ヶ月と医師は診断し、家族もこれを伝えることにした。優生さんは気丈に振る舞っていたものの、当時は泣き出しそうな表情を浮かべていたと家族は振り返っている。余命2か月と告げられる中優生さんはSNSには「やりたいこと やり遂げたい」と自分の気持ちを綴っていて、この日を境に明るい姿をよりSNSへと上げるようになっていった。余命の2か月を超える10か月を生きた優生さんだったが、治療の苦しさから治療は終わりにしたいと医師に訴えて自宅で家族とともに過ごすようになっていて、友人たちも家の外で応援する様子を見せている。優生さんはその6日後に家族に囲まれて息を引き取った。優生さんのスマホには「たくさんの人を 笑顔にできてますか?」「大切な人のこと ちゃんと大切にできてますか?」「これからも幸せでありますように。 15のゆいより」などのメッセージが残されていた。優生さんの最後まで好きなことをしたいとの想いの中での闘病が他の患者の姿を支える様子は、あす夜10時からのNHKスペシャルで詳しく伝えていく。
住所: 栃木県宇都宮市中央3-1-2
URL: http://www.nhk.or.jp/utsunomiya/
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