JAと県が道路や河川敷などを管理する富山河川国道事務所を訪れ、草刈りへの協力を求める養成所を手渡した。圏内では近年、カメムシによって米の品質が低下する被害が増加しており、県が今月20日頃行なった調査では、雑草地などで例年の2倍以上のカメムシが確認された。この冬は暖かく、冬を生き延びたカメムシや卵が多かったとみられ、今後夏にかけて高温で雨が少なくなるとカメムシが増えることが懸念されるとしている。JAなどは鉄道や高速道路の会社にも草刈りへ協力を要請した他、米農家には稲の穂が出る前の来月28日から7月7日までを草刈り期間と位置づけ、来月29日と30日には県内で一斉に草刈りするよう呼びかけることにしている。
住所: 富山県富山市新総曲輪3-1