山川豊さんはステージ4の肺がんを公表した。「アメリカ橋」などで知られ、紅白歌合戦の出場経験を持つとともに鳥羽一郎さんを実兄に持つ山川さんだが、歌への情熱は復活したという。取材の日は体調は問題ないが抗がん剤の副作用はある状況だと話している。定期診断で血液検査を行うと不審な数字があったといい、CTを撮ると肺がんが確認された。精密検査をするとステージ4まで悪化していたといい、脳や脊髄まで転移してしまっていた。兄の鳥羽さんにも連絡をすると「どんなことをしてもいいから治せ」とエールを送られたことで闘病を決意した。口内炎が何個もできるなど経験したこともない副作用に苦しみ誰もいなくなってしまうような夢もよく見ていたと振り返りながらも、心の支えとなったのはファンの方が髪を短くして待ってくれるなど周囲が応援してくれる中で笑うことができるようになったという。山川さんの新曲は「兄貴」で、8年前から残していた曲だったが一緒にやってきた鳥羽さんへの歌を残したいと想いから公開を決意したのだという。岩田さんは山川さんの新曲「兄貴」について、兄への思いが伝わるし病を患っている方々にも力強さわ伝わるのではないか、「アメリカ橋」は居酒屋でよく流れていたので思い入れがあると振り返った。