日本維新の会の藤田幹事長はBSテレ東の番組「NIKKEI 日曜サロン」で、自民党の派閥の政治資金をめぐる問題について、「特定の派閥が長期間にわたって意図を持って組織的に裏金づくりに奔走していた問題だ」と指摘した。野党側が開催を求めている国会の政治倫理審査会について、安倍派や二階派の幹部らは出席すべきだという認識を重ねて示した。藤田氏は「次の衆議院選挙では野党第1党を目指すこれまでの目標に加え、自民・公明両党を過半数割れさせる。緊張感ある政治体制をつくらなければならない」と述べた。立憲民主党の泉代表は「日本維新の会が与党の過半数割れという目標を掲げることは一つの前進だ」などとコメント。