今月19日、日立製作所はエヌビディアと協業すると発表した。生成AIの処理を高速化するサーバーを共同開発し発電所や鉄道、工場などの管理をメタバースやデジタルツインと呼ばれる仮想空間で行う技術を開発する。三井物産は製薬会社が行う創薬の研究開発を支援する事業で協業し先月からスーパーコンピューターの運用を本格的に開始した。ソフトバンクも携帯電話基地局でAIのデータ処理を行う技術開発で協業し、NTTデータグループもデジタルツイン事業で協業する。エヌビディアのデータAI向け半導体は高い性能から圧倒的なシェアをもっていて生成AIの拡大に伴い世界的争奪戦になっている。日本企業の間でエヌビディアといち早く協業する動きがさらに活発になる。