きょうの株の見通しについて、JPモルガン証券・高田将成が解説。日経平均予想レンジは4万2200円~4万2650円。昨日の米国株高を支えに堅調だが、エヌビディアの決算を控えて値幅は伴いにくい印象。注目ポイントは「投機マネーは先物に薄く現物に厚く」。CTAの日経先物ポジションは昨年8月と比べ4割弱にとどまる。現物モメンタム狙いの内外投資家の執行フロー(累積買い越し額)は9月以降2兆円の買い越しを記録しているが、昨年8月と比べると約半分、業種別では銀行と資本財に集中している。集中から分散へ転換が進むことで株高は次のステージに押し上げられるとみている。
