松井証券・窪田朋一郎の解説。日経平均予想レンジは44850円~45350円。注目ポイントは「高水準が続く信用売り残高」。きのうはアメリカの経済指標が政府機関閉鎖の影響で延期となるなか、半導体関連株を中心に物色された。本日の東京市場もこの流れを受けて半導体関連株が物色される一方、その他の銘柄は上値が重たい展開を予想している。信用売り残高が高水準で推移している。理由は「株主優待を目的としたクロス取引」、「現状の株価水準が高すぎるとみた投資家が割高感から信用売りを行っている」。AI関連銘柄の信用取り込み(ソフトバンクG、フジクラ)は直近で売り残高が増加する一方、買いが減少している。AI関連銘柄はデータセンター投資が課題という見方やエヌビディアが自社製品を購入するオープンAIに投資するなど不健康な状況に対する警戒感もあり売りから入る投資家も多い。売り残が多いということは今後、買い戻しが入る可能性がある。中長期的にはAI関連に関する懸念が現実化する可能性が高く、信用売り残高が大きく減少する局面では株価の調整に注意する必要も出てくるだろう。
