大阪・関西万博で人気を博したiPS細胞から作られているiPS心臓が、大阪から昨日日本テレビに到着。iPS心臓はPASONA NATUREVERSEで展示され、のべ215万人を超える人が拍動する様子を観察。様々な臓器などの細胞に変化するiPS細胞約2億個に、iPS心筋シートの技術を利用し、大阪大学の澤芳樹名誉教授のグループが開発。大きさは約3.5センチで、赤い培養液の中で観察しやすいよう、手術用の糸を使って吊るすなど準備が進められた。iPS心筋シートを心臓に貼り付け心筋の再生を促し、弱った心機能の回復が期待されていて、現在実用化に向け厚生労働省に承認申請中。日本テレビの「カラダWEEK」に合わせ、今日~9日まで一般公開。
