現在、カナダに滞在していることがわかった周庭氏がさきほどテレビ東京の単独インタビューに応じた。周庭氏は「今月香港に帰り、また出頭をする必要があるがいま香港に帰らないことを決めた。もう香港に戻れない、多分一生戻らないことを決めた」などと話した。周氏は27歳の誕生日にあたる3日、2年半ぶりにインスタグラムを更新し、「現在は留学名目でカナダのトロントに滞在」「当初は香港に戻らない意図はなかった」と公表していた。テレビ東京の取材に対し、亡命申請など今後については「検討中」と述べたものの、事実上の亡命とみられている。周氏は2019年大規模な民主化でもで罪に問われ、2020年12月に収監された。2021年6月に出所してから情報発信を一切していなかった。2年以上沈黙を貫いた理由については「うつやPTSDなどになり、香港にいた3年間は何もできなかった。」などと語った。今後、カナダなど海外から香港の民主化に向けた政治活動をするのかとの問いには名言を避けながらも「香港に関心を持ってもらうためにできることをしたい」と可能性をにじませた。