風邪のような症状が数日続くRSウイルス感染症は生後6か月以内の赤ちゃんが感染した場合には重症化することもある。RSウイルス感染症について、厚労省の部会は妊婦へのワクチンの定期接種を始める方針を了承した。対象となるのは妊娠28週~36週の妊婦で、費用は公費によって9割以上補助される予定。妊婦が接種することで胎児に抗体が移る母子免疫ワクチンを使う。亜希は「今まで数万円かかっていたものが軽減されるというのは心強い」とコメントした。今後、厚労省の分科会での了承を経て正式に決定する見通しで、妊婦向けのワクチンが定期接種の対象になるのは初めてとなる。
