米国の1−3月期のGDPは年率換算で1.6%増え、7四半期連続のプラスとなった。今回、GDPの個人消費が堅調だった理由の一つとして株高による家計の金融資産の増加が指摘されている。投資熱が高まっている背景にあるのが株高。好調な企業決算などを背景に米国の株価指数は急騰。去年の秋から3割近く伸び、今も過去最高値圏にある。投資が盛んな米国。実は家計の金融資産に占める株式や投資信託の割合は5割を超えている。特に高所得者層の資産が急増していて、それが米国の底堅い消費につながっているとエコノミストは指摘する。株高によって去年、家計の資産が9000億ドルほど増加し個人消費を2880億ドル押し上げたと試算。今年に入っても株高が続いていることから今後も堅調な個人消費が続くとみている。(中継)ニューヨーク。ニューヨーク・マンハッタンの映像。アップルに言及。トレーダーダディ・ブライアンエーガスさん、RSM・チーフエコノミスト・ジョーブルスエラ氏のコメント。