DZHフィナンシャルリサーチの東野幸利さんの日経平均予想レンジは、3万8300円~3万8700円。東野さんは「米国市場が休場の中、ヨーロッパ株、ドイツ、フランスの株が下落しているため、若干弱含むスタートを予想します。1ドル158円台に入ってきた円安もあって、輸出関連が下値を支える展開とみています。休場明けの米国株の動向を見極めるムードから、午後は狭いレンジにとどまるでしょう。ナスダックの値をS&P500の値で割った相対指数を見ますと2021年~2022年に低下し、今もなおナスダック優位が続いています。ただ、ここからS&P500優位のトレンドになってもおかしくなく、日経平均が上昇を続けるには米国市場でのナスダック優位性継続が必要となるでしょう」などと話した。