ゲストのニッセイ基礎研究所・矢嶋康次、岡三証券・小川佳紀が株価について解説。小川さんは、2024年7−9月期決算発表が始まり、ダウとS&P500は最高値更新したことについて、「業績はかなり好調」、グラフ「S&P500種の1株当たり利益増減益率(8日時点)は前年の同時期にくらべ4%伸びにとどまるが、米国企業決算は決算発表中に徐々に上振れていく傾向にある。テクノロジー、ヘルスケアは業績が非常に好調。それを反映し株が上昇。今の米国株は不安の崖をよじ登っている状態。片方では景気減速、企業業績の減速に対する懸念がある一方で利下げに対する期待もあり、駆け引きで株が上昇。次の四半期以降、改めて10%程度の増益に向かっていく可能性も十分ある。今後に向けた株の上昇余地もあるのでは。S&P500の6000ポイントは通過点で、もう一段の上昇も期待できるのでは」などと解説した。