今日のゲストは三菱アセット・ブレインズの齋藤恒彦さん。齋藤さんは「バランス型ファンドの純資産残高は、ここ10年で4.8兆円から14.5兆円の3倍に増えており、手軽に分散投資ができたり、リターンが安定していることなどから根強いニーズがあります。バランス型ファンドの収益の源泉はアセットアロケーション(資産配分)と個別ファンドの良否で、特に長期投資する場合にアセットアロケーションが収益の9割を決定します。アセットアロケーションには、資産配分を固定的に運用するものと機動的に運用するものがあり、いずれの場合でも固定的に運用するほうがパフォーマンスが良好です。当社は25年前の今日、ちょうど創業しましたが、その当時と比べると個人投資の環境は大きく変わり、来年もこの流れを感じながらも、このコーナーで投資の解説をしていきたいです」などと話した。