ロシアと北朝鮮の会談から何が見えてくるのか。ロールシャッハアドバイザリーのジョセフ・クラフトさんがスタジオで解説。クラフトさんは「米国政府も見解を示しているが、孤立気味の北朝鮮とロシアが協力する意思が見られる。ロシア・プーチン大統領がわざわざ北朝鮮に出向く、24年ぶり。経済が圧倒的に小さい国にすがるほど、ロシアの経済、戦況情勢が厳しいとの表れの一方、北朝鮮のミサイル技術、核技術がロシアによって底あげされるリスクも含まれている。ロシアの弱さを露呈した一方、今後北朝鮮が更なる脅威になっていく懸念は見られる」「北朝鮮の協力でロシアはウクライナ問題の長期化を構えている」等とした。訪日外国人旅行者数について野村証券・池田雄之輔さんは「3月、4月分は300万人を超え好調に推移。ポイントは2019年、コロナ前と比べてどれくらい上回っているか。2019年は後半に日韓問題が悪化しペースダウンしたが、今年はこのままいくと年間通して過去最高、3200万人を超える数字になってくるのでは。貴重な円買いの力になる。これがないと円安が止まらない面もある」等とした。観光白書が閣議決定され、1人当たりの消費単価が去年は2019年に比べ30%増加したことについては「円安で来ると安く感じることがプラスにきいている。日本経済にはいい面もある」等とした。