今月7日の東京都知事選挙できのうまでに期日前投票を済ませた人の数は前回4年前の1.15倍と前回を上回るペースで増えている。過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は告示翌日の先月21日から投票日に投票できない人のための期日前投票が行われていて都の選挙管理委員会によるときのうまでの10日間に期日前投票を済ませた有権者は55万7475人だった。これはコロナ禍での感染対策として期日前投票の積極的な利用が呼びかけられた前回の同じ時期より7万2811人多く1.15倍と前回を上回るペースで増えている。地域別で見ると23区が1.16倍、多摩地域の市部が1.13倍、このほかの島しょ部を含む町村部は1.04倍で23区と市部は特に増えている。都の選挙管理委員会は都議会議員の補欠選挙が9つの選挙区で行われるなど選挙への関心が高まっているのではないかと話している。期日前投票所は前回より13か所多い317か所に設けられていて一部の地域を除いて投票日前日の今月6日まで行われる。