新型コロナ感染者数グラフを紹介。去年5月に新型コロナの感染法上の位置づけが2類から5類になった後も感染の波は定期的に来ている。11.18人の数字は厚労省が指定した全国約5000の医療機関での平均感染者数だが、10週連続で増加していて第11波に入ったとみられている。取材したクリニックの院長は公費負担が終わったことなどから症状があっても検査を受けない人がいるため感染者数は氷山の一角ではないかと見ている。新型コロナ死者数は一昨年4万7638人、去年3万8080人となっている。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長は「インフルエンザの死者数は多くて年間1万人程度。高齢者や基礎疾患のある人は依然リスク高く自宅療養中に亡くなる人もいる。今後も病床の確保など受け皿の整備が必要だ」と指摘。寺島実郎さんは「去年までの4年間で世界で700万人亡くなった。日本では10万6000人。なぜ一番激しく登場してきた時に3000人台だったのが4万人台まで一気に増えたのか。ポイントは検証。ウイルスに医療体制にどういうふうに金を使ったのかも含めて検証する必要がある」等とコメント。