ニューヨーク証券取引所からSMBC日興セキュリティーズ・アメリカの井野口志保さんに話しを聞く。S&P500について、史上初の5000を突破しニューヨーク証券取引所でも一時歓声が上がり盛り上がったが終値は5000を下回ったとのこと。「足元ではアメリカの底堅い経済指標もみられており2025年に向けて企業の利益成長は徐々に加速していく見通しとなっている」とし、S&P500の予想EPSとISM製造業景気指数の動きを説明、「製造業の景況感がより回復すればアメリカ企業全体の利益見通しも明るくなる可能性がある」と述べ、景況感は回復局面にあるなどと説明、生産が在庫を上回ってからの経過をISMピークまで平均23カ月で、現在はまだ11カ月なので製造業の景況感が今後徐々に上向く可能性があるとのこと。景況感が改善に向かえば景気敏感セクターの追い風になると考えられ、市場での注目が集まりそうとのこと。