AIやセンサーを使用した寝具などの「スリープテック」の市場規模が急拡大している。家電や製薬の業界団体が、睡眠商品を客観的データで評価する「認証制度」開始を発表した。質の良い睡眠のために大切なのは室内の温度と湿度、汗をすぐにすってくれる吸湿性に優れた寝具も大切だという。オススメの商品としてBAKUNE Comforter Coolを紹介。特殊な中綿が使われ、不快な蒸れを軽減する。また、エアコンも進化している。三菱電機の霧ヶ峰シリーズは建物の断熱性や気密性などをAIが学習し、室温変化を先読みし運転を調整する。富士通ゼネラルのノクリアはエアコン自体の加熱除菌を3日に1回自分で行うという。その際、生活パターンを学習し、人がいない時間に合わせて行ってくれるという。パナソニックのエオリアはエアコン内部のセンサーだけでなく、枕元にもセンサーを置くことができ、睡眠中に周囲の温度を感知し、部屋を最適な温度にしてくれるという。